何が悪いかわからない別れ

特に若い時分の時はなぜ別れることになったのかわからないことがよくあります。お互いに悪いことがあったわけでもないのに突然に飽きが来たりするのでしょうし、後から実は相手に別の好きな人ができてしまったなど失敗の理由がわかるときもあります。しかしその場で明確になぜ別れることになってしまったのかわからないままだと、本当にこれから自分はどういうところに気をつけるべきなのか皆目見当もつかず、今後に活かせない悩みが出てきてしまいます。

私が大学生だったときもそんなことはよくありました。つい前日まで仲良くしていたのに、突如として冷めたという一言を突きつけられて別れを切り出されたことがあります。おそらく女性の方が物事をドライに捉えられて、別れることに特段抵抗がないためでしょう。

男性の方は別れる時にその理由をはっきりしておかないと気が済まないですし、自分だけでなく相手にもその理由を理解、納得してもらってからでないと別れられないということも多いのですが、少なくとも私の当時の彼女についてはそうは思わなかったようです。突然近くの喫茶店に呼び出されて、渡してあった私の家の合鍵を返されて、もう会いたくないと言われました。なぜかと問い詰めても自分が悪いから、ごめんなさいとしか言わず埒があきません。

後から友人に聞いた話では私より良い就職先を見つけた人に迫られてころっと転んでしまったようです。それを知るまでは自分の何が突然の別れに走らせてしまったのだろうかと悩んでしまい、なかなか次の恋愛にも進むことができませんでした。男女の感覚の差ではありますが、しっかりとした説明なしではやはり悩みが深くなってしまって、傷ついてしまうこともあるものなのです。