初めての彼女に振られた時のこと

私は高校2年生の時に同じクラスのアイドル的な女性を好きになり、親友の協力も得て奇跡的に付き合えることになりました。誰もに羨ましがられ、付き合い始めてからはバラ色のような高校生活が始まり、卒業まで毎日のように会い、楽しく過ごし、彼女が福祉の学校へ行くと聞くと、特にやりたいことがなかった僕は漠然と同じ世界で働こうと単純に考え、別の学校ではありましたが、私も福祉の学校へ行きました。

大学生活が始まってからは、行き帰りの電車で一緒に通学することと、月に数回休みの日にデートするペースになりました。メールや電話は毎日していましたが、高校の時のように毎日顔を合わせることは少なくなり、徐々に距離が離れていく感じがありました。彼女の方も、僕以外の男性には興味もなかったようで、他の男性に惹かれるようなことはなかったようですが、お互いにアルバイトも始め、会う機会がどんどん減っていきました。

大学4年生になると、お互いに就職活動も始まり、更に忙しくなり会う機会も連絡も減っていきましたが、お互いにまだ好きであったため、付き合いは続いていました。一日一緒に会える日は月に2回程度になっており、久しぶりに会えるし、アルバイトや就職活動で疲れていた私は家でゆっくり一緒に居る時間を望み、外でデートをする機会はほとんどなくなっていました。

お互いに何とか就職も決まり、これからはゆっくり会える、会う時間がまた増えると私は喜んでいたのですが、その矢先の年末に「会うのはいつも家で、外でデートすることがないから楽しくなくなった」「一緒に居てもドキドキしなくなった」「だからお互いのために別れよう」といきなり電話で告げられました。意味が分からず、泣きながら付き合いの継続を希望しましたが、もうどうすることもできず、そのまま別れる形になりました。

彼女は優しく、その後も引きずっている私にメールや近況報告をしてくれ、私が立ち直る協力までしてくれていましたが、それも徐々になくなり彼女はいなくなりました。

今でも彼女のことはよく思い出して、会いたいと思います。